「株初心者だから、投資の始め方がわからない…」
「周りに株式投資をする人がいないけど、女性でもできるのか?」
「少額しか資金がない主婦だけど、株を始めたい!」
今ブログを読んでくださっている投資初心者の主婦や女性は、株が初めての方ばかりだと思います。
特に男性に比べると主婦や女性の投資人口はまだまだ限られており、手が出しづらいですよね。

それもそのはず!日本ではお金について勉強する機会がないので、当然です。
投資への入門知識がないまま株取引をすると、成功どころか失敗してしまいます。
しかし、アメリカの有名投資家で10兆円もの資産を持つ”投資の神様”ウォーレン・バフェット氏はこのように述べています。
「少額でいいから投資をしましょう。本を読むだけではダメです」と。
やはり、実際に株式投資を行なわなければお金は増えませんよね。
そこで、このブログでは株初心者の方が安心して投資ができるよう『株の超基本』を解説します。
最低限とはいえ重要な内容なので、少し長めですが…
できるだけ難しい用語は使わずわかりやすい説明を心がけましたので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

最低限の知識をつける!そして、少しでも早くミニ株1万円だけでも少額投資を開始する!
これができれば、株価が変動するいざという時の儲けるチャンスを増やせます。
【すぐに投資を始めたい方へ】
株や投資信託の取引で必要なのが証券口座ですが、初心者の方は証券会社選びに迷いますよね。
口座開設で迷う方は個人投資家でも人気がある「SBI証券」がオススメです。
SBI証券グループ全体の口座数は国内証券会社ランキングでも断トツの1位!
1日100万までの取引手数料が無料な上、取り扱う金融商品数も業界トップクラスです。
SBI証券は沢山の本やYouTubeでもオススメされていますが、Tポイント付与の他にキャンペーンもよく実施されています。
また、証券口座を開設する場合は、以下の無料サイトから申し込むとポイントがもらえます!
SBI証券 | |
---|---|
ハピタス (ポイントサイト) | 新規口座開設+5万円入金で |
モッピー (ポイントサイト) | 新規口座開設+入金で 11,000円相当ポイント |
A8.net (サービス紹介サイト) | 新規口座開設で(セルフバック) |
口座開設は1~3日程度ですが、NISAやidecoの審査には若干時間がかかるので早めに申し込みをしておきましょう。
※口座へ入金しても実際に株の取引等をするまで手数料はかからないので、安心してください!
株初心者向け基礎入門!簡単な株のはじめ方

私は投資が不安でいろんな理由を口実に1年以上悩み続け…資産形成の機会を無駄にしてしまいました。
皆さんはそのような失敗をしないでくださいね。
今ブログページで、さっそく入門編である株の基本知識を確認しましょう。
「株って何?」
株式投資で使われる株とは、株式会社が発行する『有価証券』のことを言います。
企業に出資したという証明文書であり、株主=会社のオーナーの一員となります。
(昔は紙の株券で発行されていましたが、今は完全に電子化されたのでシステム上でのやり取りになります。)
株を買ってもらったのでそのお金は会社の完全な資本金となり、銀行の融資と違って企業は返済する義務はありません。

会社名に株式会社とついていても、全ての株が買えるわけではありません。
公共の場で売買ができる株は、上場している一部の株式会社のみとなります。
どうして株を買うの?
株と自分の資金を引き換えた分、企業の株主として経営に関する様々な権利が得られます。
経営が上手くいっている場合は利益が得られますが、同時にリスクも請け負います。
メリットだけでなくデメリットもあるので、投資の際はご自身でよく判断してください。

株式投資の場合は市場動向や企業の業績などを分析する必要があるため、投資を止める方や別の投資方法を選ぶ方もいます。
投資のメリット
株式投資を行うことで得られるメリットは、主に4つあります。
投資を行なう基準をはっきりさせ、自分の資産運用スタイルや目標を明確にしましょう。
(1)売却益(キャピタルゲイン)
人気がある株は買いたい人が増えるため、その分株価が上がります。
自分が株を購入した時より株価が値上がりした株を売れば、差額を利益として獲得できます。
いわゆる「株で儲けた」という状態は、このキャピタルゲインのことを指します。

Aの株を10万円で購入し、13万円に株価が上がった時に売却したら差額の3万円が売却益となります。
(2)配当金
株式会社がビジネスで利益を出した場合、その一部が株主へ配当金として還元されます。
配当金額・時期・頻度は企業によって違いますが、基本的に権利が確定する日に保有しておけば配当金が得られます。
配当金は業績確定後に1株あたりの金額が出され、利回りは0~5%程度です。
企業業績が悪い場合はもちろん、得られた利益を再投資するために配当金がない株式会社もあります。

基本単位の100株持っていた場合、配当金が10円/株であれば、1000円を配当金として受け取れます。
多くは中間配当と期末配当の年2回、もしくは期末配当の年1回となります。
(3)株主優待
企業側が株主へ株を持つお礼(サービス)として、年1~2回ほど株主優待を送ります。
上場企業の内4割程がこの株主優待を実施しており、株主を増やす自社アピールとして設けている企業もあります。
手間・コストがかかるため外国では優待制度はなく、日本だけで実施されている制度です。

優待内容は自社製品・割引券の提供だけでなく、クオカードや商品券を提供する場合もあります。
(4)経営参加券
株主総会に出席して、企業の経営に参加することができます。
保有株が多くなるほど決定権も大きくなり、経営内容に対して自分の意志の投票や質疑応答を行えます。

最近はコロナにより延期・人数縮小されていますが、株主総会に参加することでお土産(自社製品等)をもらえる企業もあります。
その他
直接的な利益ではないのですが、証券会社や購入した株によっては貸株(かしかぶ)サービスが利用できます。
名前の通り自分が保有する株を証券会社に貸すことで、レンタル料として株式に応じた金利をもらえるのです。
また、株式投資をすることで日本経済はもちろん、為替市場や世界経済にも興味を持つことができます。
投資のデメリット
株では沢山のメリットがありますが、もちろん良いこと尽くしではありません。
投資のリスクとして、以下の3つが大きく挙げられます。
(1)元金割れ(キャピタルロス)
株には元金の保証がないため、購入銘柄の株価が値下がりすると購入時より価値が下がることによる損失が生まれます。
価格変動による損失はキャピタルロスと言われ、株価が高いほど値下がりする幅は大きくなります。
株価が下がる原因は企業の業績悪化や不景気・災害(大地震・コロナ)など様々に影響します。

Aの株を10万円で購入し、7万円に株価が下がった時に売却したら差額の3万円が損失となります。
(2)倒産による資金損失
会社が経営破綻等で倒産すると、株式の価値は更に大きく下がります。
最悪な場合は株式の価値がゼロとなる可能性があるので、銘柄選びは慎重に行うことが大切です。
ただし、自分の資金内で取引を行なう”現物取引”であれば、借金を背負うことはありません。

借入しての投資である”信用取引”を行なっていると借金となる可能性があります。
初心者の方は特にご注意ください!
(3)流動性リスク
人気がない銘柄は流通量が少ないため、売りたい時に売れないことがあります。
急に資金が必要となり株を売ろうとしても、流動性が低いと売却に時間がかかったり予想以上に安い株価で売らないといけなくなったりします。

流動性が少ない株は人気が出ると株価が上がりやすく儲けも出ますが、その逆パターンも想定してください。
リスクの軽減方法
株のデメリットを聞くと投資をためらう方も多いかもしれませんが、実行しないと資産は増やせません。
ハイリターンを求めればリスクは高まりますが、ローリーターンであればその分リスクを軽減することができます。
積立投資(ドルコスト法)
株価は変動するので、1番安い時期や高い時期は誰にもわかりません。
そのため、投資では1度に購入するのであれはなく、一定の金額をコツコツ積み立ててることが1番とされています。
積立投資は、投資信託や1株ずつ買えるアメリカ株等でもよく使われる買い方です。

Aの株を3000円分×3カ月(9000円分)買うとすると、1株1000円の安値時期だと3株、1株1500円の高値時期は2株、1株500円の暴落時期は6株買えます。(計11株購入)
暴落時期に一括で9000円分買えば18株保有できますが、相場は読めないので逆に高値時期を選んで6株しか買えない可能性もあります。
長期投資
短期になればなるほど株価の動きに左右されやすく、また値動きによっては損をしがちです。
初心者は長い目で見て、長期的に成長ができそうな銘柄を選びましょう。
利益が出せる企業に投資すれば様々な要因で短期的に下がることはあっても、将来的には上がる可能性が高くなります。

手堅く将来を見据えて事業を行なう企業であれば、10年後には500円の株が1000円になっているかもしれません。
また、仮に株が500円のままでも、配当や優待があればその分資産が増えることになります。
分散
1つの商品だけでの運用をせず、投資先は複数に分けて運用しましょう。
投資先が増えれば増えるほどリスクは軽減され、投資の種類をより増やして資産を分散すればリスク・リターン率はなだらかになります。

食品会社A社の株>食品会社A社・B社・C社>食品会社A社・金融会社D社・IT企業E社>国内株式+米国株などの外国株式+債券の順にリスクが高くなります。
投資に慣れてきたら、次のような商品と分散して運用するのがいいでしょう。
投資商品の種類
投資と言えば株式投資を思い浮かべる方も多いでしょうが、他にも様々な方法があります。
さきほどの項目のように株の銘柄を分散させるのはもちろん、株とは別の金融商品を持つことで更にリスクが減少します。
投資に慣れてきたら自分の目的にあった商品を選択して、資産を分散させながら運用していきましょう。
投資信託
プロが運用者が選んだ資産に分散して投資を行なう商品です。
株式投資よりリターンは少ないですが、株式や債券など商品さえ選べば自分では細かい銘柄を選んだり売買したりする必要がありません。
長期で運用すればするほど、リスクは減って複利の効果で資産が増えやすくなります。
一口単位で買えることができ100円といった少額から始められるので、NISAやidecoでも人気の金融商品です。

手間がかからない分、信託報酬として手数料の支払いが若干あります。
長期運用が前提となるため、手数料低めの商品を選びましょう。
ETF(Exchange Traded Fun)
市場全体の動きを表す株価指数(日経平均株価・米国ダウ工業平均株価など)に連動して運用される投資信託です。
リスクが少なくなくなるので、株式投資より投資初心者にオススメです。
株と同様に取引時間中は取引所でいつでも売買できます。

リターンは市場平均の収益率程となりますが、手数料が安く済むことが多いのが魅力です。
しかし、株よりリスクは低くなると言えども、投資であるため損失の可能性があります。
くりっく株365
日本の主要な株価指数(日経平均株価やTOPIXなど)を対象とした先物取引に似た金融商品です。
1日中取引ができ、1000円程度の小さい金額でも取引ができます。

リスクはあがりますが、レバレッジをかけることができます。
IPO(新規公開株)投資
上場前企業の「株を買う権利」をあらかじめ購入しておき、上場後に高値で売却することで利益を得る方法です。
抽選に当たる確率は低いですが、銘柄選びは比較的容易で大きな利益が期待できます。

もちろん上場後に値下がりする可能性はあるため、その場合は損失となります。
その他
これらの金融商品の他、投資として以下のようなものがあります。
リターンが高い物は取引タイミング等の判断等が難しくなり、よりリスクが高くなります。

投資も沢山種類があるので、まずはローリスクローリータンのものから始めるのがオススメ!
また、金融商品の一部は以下の制度を使用すると税制優遇になるので、初心者は積極的に活用しましょう。
・つみたてNISA(少額投資非課税制度):年間40万円までの投資金額について、20年間は税金を免除される制度。税負担を減らせる上、無料取引できることが多い。
※2024年より新NISAとなることで注目されている。
・iDeCo(個人型確定拠出年金):将来的な年金受給額を増やすため金融商品に投資して自分で積み立てる制度。一部税の控除が受けられるが、原則60歳までは取り出せない。
株の仕組み
株をはじめとした投資のイメージがわいてきましたか?
次は具体的な金融商品の取引方法について知りましょう。
取引方法
株の売買は証券会社を通じて行います。
銀行で銀行口座を開設するように、証券会社で証券口座を申し込んで手続きを行います。
口座開設後は銀行や郵便局から証券口座にお金を振り込めば、すぐに取引ができるようになります。
売買の流れ
買いたい株を選んで、アプリやWebシステムより株の注文を行ないます。
個人投資家から注文を受けると、証券会社を通じて更に証券取引所で注文が出され、株等の売買が行われます。
今はスマホで簡単に注文できるので、需要と供給があえばすぐに売買が成立します。
証券取引所の種類
証券取引所は世界各国にあり、日本には4か所(東京、名古屋、札幌、福岡)にあります。
中でも東京証券取引所は日本でもメインとされており、市場は3つの区分に分けられます。
- プライム市場(流通性が高い大手企業が多い)
- スタンダード市場(ある程度の流通性がある中小企業が多い)
- グロース市場(高い成長率が見込まれる新興企業が多い)

取引数が少ないと好きなタイミングで株の売買ができない場合があるので、
初心者はまずプライム市場の株式での取引をオススメします。
取引の基本
証券会社
証券会社は国内に沢山ありますが、大まかには店舗型証券会社とネット証券と2つに分けられます。
店舗型証券会社は窓口や電話で相談できますが、手数料が高く時間もかかります。
株初心者の方はスマホや自宅パソコンで取引できるネット証券だとツール等も充実しているのでオススメです。

ネット証券は通常は1日~1週間前後で無料開設できますが、税金が優遇されるNISA等は税務署の審査で少し時間がかかります。
株価は急に安くなって買い時がくることもあるので、早めに申し込んでおきましょう!
取引時間
日本の株式市場の基本取引時間は9時~11時半(前場・ぜんば)、休憩1時間をはさみ、12時半~15時(後場・ごば)となります。
土日祝日や年末年始はお休みとなり取引はできませんが、株の売買注文は24時間いつでも出すことができます。

一部の証券会社では夜間に取引ができる「PTS」というサービスが行われています。
日中仕事がある方もPTSを使えばリアルタイムで取引することができます。
株の売買単位
株を売買する際の基本株数は、100株単位(1単元)となります。
株価は1株当たりの金額を表示されるため、1株100円であれば×100株(1単元)で100,000円必要です。
少し手が出しづらい初心者の方は、1株単位で買える証券会社を選ぶようにしてください。
初心者向け株の始め方1/まとめ
初心者向け株式投資の入門編として、基本についてご説明しました。
株式投資はFXや仮想通貨に比べると女性や主婦の方も馴染みがあり、始めやすいのではないでしょうか?
投資用語は1回では覚えられないこともありますが、何度か学ぶ内に頭に入ります。
自分自身で取引を経験して実践を重ねれば、より理解も深まりますよ。
より詳しい知識に関しては証券会社で口座申し込み~開設する間に別ブログでチェックしましょう。

投資初心者にとって株はハードルが高いようにも思えますが、とっても面白い!
まずは、基本を勉強して気軽に取引開始することが資産アップへの近道です。
今よりもっと女性やママ投資家が増えると嬉しいです。
~~初心者の方が迷いやすい株を始め方を6ステップで~~





