株初心者の方は株を何銘柄選ぶべきか、つい迷ってしまいがちですよね。
この記事では初心者に最適な銘柄数やリスク分散のコツ、長期保有に向いた銘柄選びのポイントを詳しく解説します。
株式投資の初心者も自信持って銘柄を持てるようにまとめたので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。

初心者は銘柄が多すぎると把握が難しくなるので、最初は5~10銘柄以下を選ぶのがおすすめです。
保有数や銘柄選び等については以下を参考にしてくださいね。
初心者におすすめの銘柄数と選び方

投資初心者の方がどのくらいの数の株式銘柄を保有すべきか、またその選び方について見ていきましょう。
初心者は何銘柄持つべき?適切な銘柄数とは
初めて株取引をする初心者は、まずは3〜5銘柄に絞ってじっくり投資を学んでいくのがオススメです。
以上の理由から、初心者の方はまずは少ない銘柄での取引に慣れていくようにしてくださいね。
少ない銘柄と分散投資のメリット・デメリット
初心者が数銘柄に絞ることにはメリットがあります。
- 1つ1つの銘柄を深く理解できるため、投資の勉強がしやすくなる
- 少ない銘柄なら日々の動向を追いやすく、売買タイミングの見極めも簡単になる
しかし、少ない銘柄での投資にはもちろんデメリットも。
- パフォーマンスが悪い場合、ポートフォリオ全体にその影響が大きく及んでしまう
- リスクを分散できないので、1銘柄が下落したときに損失が大きくなってしまう可能性が高くなる
このリスクを避けるために「最初は少数の銘柄に集中して早めに投資に慣れ、徐々に分散投資を取り入れる」ことが大切です。
また、リスクを分散させるために、異なる業界の銘柄を少しずつ増やしていきましょう。

最初は少ない銘柄から始め、投資に慣れたら徐々に様々な業界の銘柄数を増やすのが理想的です。
東証には33業種あるので、被らないように選ぶのがリスク分散のコツですよ!
長期保有に適した銘柄選びのコツ
長期保有を目的とする場合、銘柄選びが非常に重要です。
初心者が株式を長期保有で探す際は、以下のポイントに注意して選ぶと良いでしょう。
株価が急激に上がる可能性がある急成長企業は魅力的ですが、初心者の場合は堅実に選びましょう。
また、最初の内は「少額で購入できる銘柄」や「1株から売買できるミニ株」での取引もオススメです。
手が届きやすい価格帯の銘柄や1株からの少額取引であれば損失を出した場合のリスクも少なく、心理的な安心感も得られますよ。

筆者は慣れてきた慢心から名前も聞いたことない急成長中企業の株式を買って、大やけどした経験があります。(損失20万円以上・・・)
投資を続けるかどうか精神的に参ったくらいなので、銘柄選びで冒険するのは中級レベルになってからが安心かもしれません。
株初心者向け銘柄選びのサポートツール

株初心者にとって難しい銘柄選びですが、今はさまざまなツールやアプリが発達しています。
うまく活用して、銘柄選びのプロセスを効率的かつ的確に進めてくださいね。
便利な銘柄スクリーニングツールの活用方法
銘柄のスクリーニングツールは数千ものある株式の中から、自分に合った条件を満たす銘柄を絞り込んでくれます。
自分が投資に求める条件をスクリーニングツールでしっかりと設定するのがポイント!
このようにさまざまな条件を設定して銘柄を検索できるので、自分の目標を持ってスクリーニングしてみてください。
使い始めの内はあまり複雑な条件を設定せず、基本的な条件で銘柄を絞り込むのがオススメです。

初心者の方にはYahoo!ファイナンスやマネックス証券のスクリーニング機能が使いやすいです。
これらのツールは目的にあった条件が設定されているので、すぐに希望に合った銘柄リストを表示できます。
株式アプリのおすすめ機能
株初心者でも手軽に使える投資アプリですが、うまく活用すればスマートフォンからでも簡単に銘柄情報をチェックしたり売買したりできます。
特に初心者におすすめしたい機能は、リアルタイムの株価アラート機能です。
アラート機能を使えば指定した株価に達したタイミングで通知を受け取れるので、仕事や家事育児で忙しい方でも売買のタイミングを逃さずに済みます。
また、ポートフォリオ管理や株式ニュースの自動配信機能が搭載されたアプリを使えば、投資の成果をすぐに確認やリアルタイムでの情報収集ができるので便利ですよ。

SBI証券の株アプリや楽天証券は、初心者にやさしいインターフェースが特徴です。
どちらもシンプルな操作で株式の売買が可能で、口座開設から取引もアプリ内で完結します。
投資初心者向けの情報収集方法
投資初心者にとって、正しい情報を得ることが成功への第一歩!
しかし、インターネットにはたくさんの情報があふれていて、どれが信頼できるのか迷ってしまいがちです。
見極めが難しい初心者の方は情報が確実な証券会社の公式サイトや金融関連のニュースサイトを情報源としてこまめにチェックしてくださいね。

日経新聞や東洋経済オンラインは最新の株式市場の情報を分かりやすく伝えてくれるので、ぜひ活用してみてください。
人気の投資家やファイナンシャルプランナーが配信する投資動画が多いYouTubeも、初心者の方はわかりやすいかもしれません。
また、SNSも情報収集の場の1つです。
特にX(Twitter)やThreadsでは、実際の投資家たちがリアルタイムで感じていることやマーケットの動向を発信しています。
ただし、SNSの情報は主観的な意見も多く中には詐欺の場合も!くれぐれも取捨選択には注意してくださいね。
まとめ:株初心者に最適な銘柄の数について
株初心者の方にとって、最初は3~5銘柄に絞って投資を始めるのがおすすめです。
リスク分散は大切ですが、まずは少数の銘柄で投資の基本を学び、徐々に分散を広げるのが理想です。
また、銘柄は身近な有名企業だと動向が把握しやすく、投資のモチベーションを高めてくれる配当金/株主優待がある企業だと長期保有もしやすいです。
難しいと思われがちな投資ですが、複数銘柄の株式をもつことでぐんと身近なものに感じるので、ポイントを押さえながら株式投資を楽しんでくださいね。